- 何歳ごろから歯並びの治療をしたほうがいいのでしょうか?
6歳になると大人の歯(第1大臼歯)が萌出してきますので、矯正治療をスタートする最初のタイミングとなります。口腔悪習癖(舌を突き出す・口が閉じない等)を治すには5歳くらいからスタートが必要となる場合もあります。
よくあるご質問
『小児矯正』のご質問一覧
- 矯正カウンセリングでは何をしますか?
全体のレントゲン・矯正用レントゲンの撮影を行った上で、口腔内検診を行い、歯並びについて診断・ご説明を行います。歯並びを治すために必要な治療法と必要な期間を解説します。
- 矯正治療は痛いですか?
歯の移動に伴う多少の痛みを感じることがありますが、マウスピース矯正の場合は、一般的にお痛みは少ないです。
- 学校検診で不正咬合と指摘されてしまいました。
早い時期にかかりつけ歯科医院での受診をお勧めします。早めの矯正治療開始により、成人になってから歯を抜かずにきれいな歯並びを作れる場合も多いです。
- 治療後の後戻りが心配です。
矯正後は必ず、歯が後戻りしようとする力が働きます。何もしなければ元の歯並びに戻る可能性がありますので、矯正治療後は保定装置を約2年間装着することをお勧めします。 2年間保定装置を装着し、噛み合わせが安定していれば、後戻りはしにくくなります。
- 不正咬合が自然に改善することはないのですか?
原則として不正咬合が自然に改善することはありません。永久歯が多少正しい位置に移動してくることはありますが、不正咬合は治療が不可欠です。
- 小児矯正と成人矯正の違いはなんですか?
小児矯正はお口の悪習癖を治し、永久歯を正しい位置に萌出させるための矯正治療です。成人矯正は、生えそろった永久歯の歯並びの問題点を解決するための矯正治療となります。
- 矯正中は虫歯になりやすいと聞きました。
ワイヤー矯正の場合は、歯の表面に歯ブラシの毛先がかなり当たりにくくなりますので、虫歯のリスクが上がります。かかりつけ歯科医院での定期クリーニングが必要となります。マウスピース矯正の場合は取り外せますので、歯ブラシやフロスを自由に使うことができますので、それほど虫歯になりやすいわけではありません。ただ、マウスピースを付けることにより唾液が通りにくくなるので、通常以上のブラッシングとケアを心がけてください。