2017年03月17日
こんにちは! 往診・外来担当 歯科医師の福田です。 当院では院内勉強会が行われており、治療方針の統一、最近では歯科の動向など日々学んでいます。 勉強会で取り上げられたテーマの一つに『顎関節症』がありました。 歯科では口の中はもちろんのこと、口の外の診察も行っており、「顎が痛い」と来院される患者さまは多くいてらっしゃいます。 この場合はまず「顎」とは、どこのことを言っていらっしゃるか、どういったときの痛みがあるかを診察します。 そして、顎の関節に触れて痛みがあるか、顎の動きは正常かどうか、顎を動かすときに音がしないか、顎の左右同じように協調しているかなどを診ています。また開閉に関する筋肉の触診や顔面の左右の対称性の確認、口の開けたときのスピードや動きを総合して診断します。 治療方法としては、痛みがある場合には薬を処方して症状を緩和し、その後、必要に応じてナイトガードを作製したり、マッサージ(理学療法)で治療を進めていきます。 「顎」のことについて、お困りのことがございましたら、私たち歯科医師にご相談ください。 …