2020年04月22日
こんにちは! 戸谷歯科クリニックの戸谷です! 今回は歯周病菌についてご説明させていただきます。 歯周病菌など口の中の細菌は、いつも少量ですが肺の中に入っていきます。 普段は免疫力によって細菌群を撃退しているので、問題が起こることはありません。 しかし、歯周病菌は多くの疾患に影響を及ぼし、その発症や進行のリスク因子になることが明らかにされています。 新型コロナウィルスによる感染を防ぐことは手洗い・うがい・消毒によることの予防でしか防ぐことは難しいですが、その他のウィルス感染で起こる細菌性肺炎の発症リスクを下げるためには日頃から行う口腔ケアがとても大事になります。 また歯周病の治療や普段の歯磨きだけではなく、舌清掃による清掃も重要となり、舌の上にはバイオフィルムと言って細菌同士がバリケードを組んで潜んでいます。 このバイオフィルムを取り切るためには、うがい薬によるうがいでは不十分で、舌清掃ブラシでしっかりと舌の上を清掃することが必要です。 舌清掃は専用の舌ブラシを使用し、奥から手前に優しく磨いていただき、普通の歯磨きペーストをつけても…