虫歯が悪化すると、時には抜歯が必要になる場合もあります。
部分入れ歯やブリッジ(失った歯の両隣の歯を土台にして中心の歯を支える治療)は保険適用が受けられますが、何度も通院をしていると医療費がかさんでしまいます。
また、40代、50代ぐらいの年齢になると、歯周病治療に通う人も多くなります。
1年間に支払う医療費が10万円を超えた場合、医療費控除を受けることができます。
年末調整は会社が手続きを行いますが、医療費控除は個人で手続きを行う必要があります。
矯正治療の場合は治療の目的により医療費控除の対象となるかが変わります。
例えば、お子様の歯並びが悪く顎の発達などに支障をきたす場合の矯正治療は、医療行為となります。
こう言った場合の矯正治療は医療費控除の対象です。
また通院の際、自家用車のガソリン代は対象にはなりませんが、
タクシーやバス、電車などを使用したときは交通費も対象になることがあります。
医療費控除を受ける場合には、医療機関の領収書をきちんと保管をしておくことが大事です。
企業に勤めていると、個人で税務署で申請をすることは少ないので書き方がよくわからない…という方も多いかもしれません。しかし税務署で申請を行えば、税理士が書類の書き方を指導してくれます。
インプラントなどの高額な治療を受ける場合は、予め医療費控除を視野に入れておきましょう。