大阪市北区中津2-3-10 トライスタービル
阪急・地下鉄 中津駅7分、阪急 梅田駅14分 駐車場5台
歯科医療も日進月歩で進化しています。そのトレンド、最新技術を研究し、日々の診療に反映させるべく努力しております。治療・口腔ケアの両面でベストなものを提供できるよう…
院長からのご挨拶の続きはこちら私、戸谷孝洋は2006年より日本口腔インプラント学会に参加しておりますが、今年は平成30年9月14日(金)〜16日(日)にかけて、大阪国際会議場にて開催されました。
テーマは「インプラント治療が開く未来・超高齢化社会に向けて」でした。
インプラント治療は、国民の健康長寿に大きな貢献をしてきました。咀嚼する・自由自在に食事をすることは、日常生活の質を高め、全身の健康へとつながり、日本の長寿を支える一つの要因となってまいりました。
ただ、長寿社会の中で、植立されたインプラントをどのように健康に長持ちさせるか、トラブルが発生したらどのように対処し、改善するかがフォーカスされてきています。
1 骨の変化
インプラント治療が成功したとしても、骨は加齢現象としてわずかながら経年的に吸収して痩せてきます。そのような傾向に対して、私達はどのようにつきあっていくかが問われます。
2 顎の関節の変化
私達の顎の関節は耳の下方・前方にあり、実に優れたメカニズムで咀嚼ができるように働いています。ところが、加齢現象により顎関節の蝶番に当たる部分の軟骨が摩耗したり、変形したりして、噛み合わせに変化が現れます。それがインプラント部分の噛み合わせに大きな影響を与えます。
インプラント治療はインプラント本体と上部構造(被せ)が入ったら終わりではありません。むしろ、そこからがスタートなのです。年齢的な変化に対して、私達は
①噛み合わせの定期診断と調整
②インプラント周囲炎予防のための予防的メンテナンス
③インプラントのパーツが破損した場合の的確なリカバリー
④天然歯(ご自分の歯)とインプラントの共存
⑤インプラント技術の革新に伴うアップデート
以上の五点を柱に、皆様の快適な食生活をサポートしてまいりますので、よろしくお願いいたします。