大阪市北区中津2-3-10 トライスタービル
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歯科医療も日進月歩で進化しています。そのトレンド、最新技術を研究し、日々の診療に反映させるべく努力しております。治療・口腔ケアの両面でベストなものを提供できるよう…
院長からのご挨拶の続きはこちらこんにちは!
戸谷歯科クリニックの院長・戸谷です。
平成30年7月1日に東京都品川区ブライドコアセンターにて、歯科学研究所インプラント部会・学術大会が開催され、私、戸谷が「インプラント周囲炎の予防と外科的対応」について講演を行ってまいりました。
一度インプラントを入れたところは、患者様の立場としては「一生もの」と認識されていると思います。
ところが、噛み合わせの力は男性で120kg以上、女性で100kg 以上と非常に大きく、周囲の歯ぐきは歯周病原因菌に侵襲されやすい状態となっています。
そのため、少なくとも6ヶ月に1回のインプラントのメンテナンスが欠かせられません。
もしインプラントメンテナンスを受けられずに、不幸にもインプラント周囲炎(歯周病)になってしまった場合は、早期に的確なリカバーを行わないと、インプラントの早期脱落につながってしまいます。
私が講演写真の中で説明していますのは、インプラント周囲炎になってしまった際のプロトコール(治療方針)です。
レントゲン診断での骨の吸収、歯ぐきの出血・膿発生有無、動揺の有無、プラークコントロール(清掃達成度)を精査することにより、インプラント周囲炎の治療法が決定されます。多くの場合は、膿の発生や出血が認められれば早期に歯ぐきの中に発生している原因部分を外科的に取り除くことにより改善していきます。
他院で入れたインプラントが周囲炎(歯周病)になってしまった場合も対応させていただいております。「もう少しこのままで様子を見よう」と思われていますと、思わぬインプラントの早期喪失につながる恐れがありますので、一度当院までご相談いただき、拝見させていただければと思います。