大阪市北区中津2-3-10 トライスタービル
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歯科医療も日進月歩で進化しています。そのトレンド、最新技術を研究し、日々の診療に反映させるべく努力しております。治療・口腔ケアの両面でベストなものを提供できるよう…
院長からのご挨拶の続きはこちらこんにちは!
戸谷歯科クリニック・院長の戸谷です!
先週の大阪会場での講演に引き続き、船井総合研究所の東京・五反田オフィスでもリスク管理セミナー<毎日の食事と健康の関係><船井総研・リスク管理検査セミナー>が開催されました。
40名を越す歯科医師の方が参加され、熱心に聴講と質疑応答が行われました。
その中で、特に質問が多かったのが、健康を獲得するための食育(食事アドバイス)はどのように行ったらよいのか?という事項でした。
「食」という字は「人」を「良くする」と書きます。
人間は食べるものによって出来ているので、食べるもの次第で健康になったり病気になったりします。
玄米や良質な調味料によって作られた食事を毎日摂取すると、必須ビタミンやミネラルが充分に供給され、免疫力が向上するので、病気になりにくい健康な体が獲得され、口腔内の疾患も炎症が起こりにくくなり、回復が早くなります。
一方で、不規則な食事や睡眠、喫煙、過度な飲酒、ストレス、薬の過剰な服用などを続けると全身の健康が損なわれ、口腔内にも強い炎症が現れやすくなります。「炎症」というのは「ぼや」みたいなもので、「炎症」が繰り返されると、そこには重大な病気が発生します。その中で最も恐ろしいのは癌であることは間違いありません。私達は発癌性のある食べ物を回避し、規則正しい生活を送る必要があると思います。
食生活は非常に大切です。食事を車へのガソリン補給のように安易に捉え、コンビニの弁当などでいつも済ませていると、やがて体調の変調をきたします。
コンビニの食品裏面を見ていただくと、細菌を強力に殺菌する「亜硝酸塩」という保存料が含まれております。亜硝酸塩は強力な殺菌剤なので、連続して摂取するとまず胃腸に変調をきたし、やがて全身への不定愁訴へとつながってきます。ですので、コンビニ弁当や加工食品をできるだけ摂らず(時々はやむをえませんが)、その日に出汁を取って作った手作りの料理を取ることがとても重要です。
私の所属していた大阪市立大学医学部細菌学教室では、食品添加物と細菌の関係について研究していた方がおられましたが、その人曰く「私はコンビニの食べ物は一切食べない、亜硝酸塩を薄く混ぜた培地には大腸菌が全く生えないんやけど、人間の腸内の大事な常在菌も殺してしまうから、とても有害なものなんですよ!」とのことでした。
当院の歯科衛生士は中級食育士の資格を取っており、また年間を通じて食育について研究し、アップデートし続けております。
皆様が健康を獲得するために大切なことを、臨床の中でお伝えしていきますので、引き続きよろしくお願いいたします!