大阪市北区中津2-3-10 トライスタービル
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歯科医療も日進月歩で進化しています。そのトレンド、最新技術を研究し、日々の診療に反映させるべく努力しております。治療・口腔ケアの両面でベストなものを提供できるよう…
院長からのご挨拶の続きはこちらこんにちは★
歯科衛生士の望月です。
皆様、お盆はどこか行かれましたか??
私は今年は家でまったりしていました(^O^)/
今回のブログでは歯科ドックの検査の中一つである『唾液検査』について、ご案内させて頂きます☆彡
「毎日歯磨きをしているのに虫歯になる・・・」
という人は多くいてらっしゃいます。
歯磨きをしたり、甘いものを控えたり、虫歯にならない努力をしていても、虫歯になりやすい人もいます。
それは虫歯のリスクは人によって異なるためだからです!
効果的に虫歯を予防するには、自分の虫歯リスクや原因に応じたケアが必要になります。
唾液の検査を行うことにより、どうして虫歯になってしまったのか、これから将来的に虫歯になるリスクがどれだけあるのかを調べることができ、予防していくことが可能になります。
検査内容はこんな感じです(^-^)
①食生活アンケート
→食事内容や間食、糖質の摂取など
②唾液の量
→唾液には、口の中を清潔にする働き(自浄作用)や口の中が酸性に傾き虫歯になりやすい環境を防ぐ働き(緩衝能)、細菌の増殖を抑制する働き(抗菌作用)などがありますから、唾液の量が少ないと虫歯を防ぐ働きが弱まってしまいます。
③唾液の中和力(唾液緩衝能)
→唾液には口の中を中性に近付けて、虫歯を防ぐ働きがあります。この中性に近付ける唾液の働きが弱いと、細菌が歯を溶かす時間が長く、歯を修復する再石灰化の時間が短くなり、虫歯になりやすくなってしまいます。
④虫歯の原因細菌の数
→虫歯の原因となる細菌「ミュータンス菌」の数がわかります。ミュータンス菌とは、糖から酸を作り出して歯を溶かしてしまう細菌です。口の中のミュータンス菌の数には個人差があり、原因細菌(ミュータンス菌)が多いほど、虫歯のリスクが高くなります。
⑤ラクトバチラス菌(LB菌)の数
→虫歯発生の原因となる細菌として、ミュータンス菌が一般的と言えますが、ラクトバラス菌は進行に大きく影響している細菌です。虫歯の深い部分でみられることが多いとされています。ラクトバチラス菌が口の中に多く存在していると、虫歯を進行させやすいと言えます。
気になる検査方法は、味のないガムを5分程度噛むだけです(*^_^*)
結果はこのようにグラフで出るので目で見てわかります♪♪
唾液検査によって、あなたのお口の特徴がわかれば、あなたが生涯、自分の歯を保てるようにアドバイスができます!
虫歯治療をするリスクを減らす1回の唾液検査でしっかりとオーダーメイドの虫歯予防対策が出来ます☆彡
虫歯予防を考えていらっしゃる方は、ぜひ当院での唾液検査をされてみてはいかがでしょうか(^ω^)