こんにちわ!
戸谷歯科クリニックの末広です!
入れ歯の歴史についてお話させていただきます。
入れ歯の歴史で有名なのは徳川家康の入れ歯です!
歴史関係の書物で取り上げられることもあるのですが、晩年の徳川家康は歯が全て無くなり、そのため木の入れ歯を作らせ食事をしていました!
徳川家康が使用していた入れ歯はどんな作り方をしていたかというと、木ロウで歯型を取り、その歯型を元に作り、入れ歯に使用したのはツゲの木でした。
ツゲの木は緻密で硬くまた抗菌作用もあり不潔になりにくいため、入れ歯の素材としては当時では最適な材料だったようです!
現在のように歯科技工士がいなかったこの時代では、一体誰が入れ歯を誰が作っていたかということになりますが、それは仏師[仏像などの制作を担当する職人]でした。
仏師が大名や身分の高い人の要求に応じて、ツゲの木を彫刻して入れ歯を作っていました。
このような入れ歯は江戸時代初期から作られていたようですが、当時の先進国と言われるヨーロッパには入れ歯にあたるものはなく、ヨーロッパで初めて入れ歯が考案されたのが19世紀初めであることを考えると、日本の入れ歯の技術はヨーロッパよりも200年進んでいることがわかりました。
現在では入れ歯を木で作ることは無く、プラスチックやカーボン素材などの材料を元に作られていますが、今日ではインプラントなどの新しい医療技術が開発されており、当クリニックでは常に最新の医療技術を学び取り入れており、それぞれの患者様に合った治療計画及び治療方法をご提示させていただいておりますので、ご安心して治療を受けて頂けるよう努めております!